上2人も完母で育て、母乳の良さはもちろん、母乳育児のラクさも知っていました。
妊娠中、助産師さんに確認すると「双子でも完母いけるよ!!」と言われ、出産前からその気でいましたが・・・産まれてみるとなんとおっぱいが飲めない((+_+))
母乳育児どうなる?
出産しただけでは溢れるようなおっぱいは出ない!
出産をしただけでは赤ちゃんのお腹を満腹にするようなおっぱいはすぐには出ないことがほとんどです。
初産の方は特に容器に絞るほどでないことも多いと思います。
けれども、おっぱいは赤ちゃんに吸われることでどんどん作られます。
そのため、ひたすら赤ちゃんが”泣いたら吸ってもらう”を繰り返します。
そして徐々に赤ちゃんとお母さんのおっぱいとのリズムができ、また必要量が作られるようになります。
もちろん赤ちゃんの成長やお母さんの疲労軽減のために上手くミルクを併用することもあります。
☆経産婦さんの場合には比較的必要量がでる場合もありますが、通常は赤ちゃんに吸われることで必要量作られるようになります。
☆私の場合は経産婦で前回出産時完母だったこともあり、赤ちゃんの成長に合わせた一人分の母乳がでていました
赤ちゃんが上手におっぱいを吸えない時には?
赤ちゃんが吸って空っぽのおっぱいになって、「足りないな」と判断され作られ、吸って空っぽになって次が作られます。
吸われることがないと作られず、また吸われずに「余っているな」と判断されるとおっぱいの分泌が落ちてしまいます。
赤ちゃんが飲めるようになったら飲んでもらおうと思っても、何もしていなければその頃にはすでにおっぱいは出なくなっているのです。
けれど、その肝心の赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めない!!( ;∀;)
そうなると母乳を作り続ける方法はさく乳です。
“吸う”とは少し刺激が違いますが、要は赤ちゃんが吸うかわりにおっぱいを絞って出すんですね。
赤ちゃんが自分で飲めるようになるまでのさく乳作業です。
こちらも授乳度で1日8回。赤ちゃんが飲んでいるかわりにするため同じ8回です。
もちろん搾乳は必須ではありません。私が双子の母乳育児を希望していたためのさく乳です。
母乳の分泌量を落とさないため、また一人分相当の母乳は出たため次回授乳で哺乳瓶で母乳を与えるためです。
でも正直眠たい。寝たい😪
眠たい中での搾乳のモチベーションは今後の長い授乳期間の中で
「哺乳瓶の洗浄消毒等の管理なしで、母乳育児でしラクたい!!」という気持ちと
入院中に助産師さんに両胸同時の電動さく乳器を教えてもらっていたからだと思います。
搾乳方法とは?それぞれのメリット・デメリット
<さく乳方法>
①手で絞る・・・字の通り、自分のおっぱいを自分の手で絞ります
メリット:手を洗うだけで絞ることができる。道具の洗浄消毒が不要
デメリット:自分のおっぱいを見ながら絞ることになるため、長時間になると姿勢がつらい😢
分泌が増えて、たくさん絞る場合には時間がかかる。
②さく乳器(手動)・・・片胸ずつのさく乳。さく乳機を胸に当ててハンドルを1回握るたび一絞りさく乳する。
メリット:手絞りより楽に絞ることができる。しっかり胸に当てて入れば視線を胸に向ける必要がないので、手絞りより姿勢が楽。販売数が多い。薬局等身近なところで手に入ることも多い。
デメリット:ハンドルを繰り返し握る必要がある。地味に握って緩めての繰り返しがしんどい。さく乳後さく乳器をばらして洗浄消毒の必要がある。購入費用が掛かる。
③さく乳器(電動)・・・胸に当ててスイッチを入れるだけで自動でさく乳してくれる。片胸用、両胸用あり
メリット:手絞り、手動さく乳器より楽に搾乳することができる。両胸同時さく乳できるものの場合にはほかの方法に比べ半分の時間でさく乳できる。
デメリット:購入価格が高い💦 販売しているところが限られる。ネット購入かもしくは店舗購入の場合には取り寄せになることが多い。搾乳後、さく乳器をばらして洗浄消毒の必要がある。
注)さく乳器には購入費用がかかりますが、哺乳瓶に絞るタイプの場合は哺乳瓶込みの価格と考えることもできます。乳首はついていないので哺乳瓶として使用する場合には乳首の準備が必要です。
さく乳器は必要?
結論としては
*赤ちゃんが自分でおっぱいが飲めるか飲めないか
*ママが母乳育児を希望するかどうか
1人目、2人目の時に手動さく乳器をもっていましたが、あまり使いませんでした。
理由は2人とも出産時からしっかり自分で飲むことができたからです。
産院では借りて使っていましたが退院後は使うことがほぼありませんでした。
しかし、双子の時には手動さく乳器を持っているにもかかわらず、電動さく乳器を購入しました。
自分で飲めない赤ちゃんで母乳育児希望の場合にはさく乳が必須です。
しかも1日複数回です。(私の場合には授乳度の8回さく乳)
双子は通常早産になることが大半です。
我が家の双子は36週1日でした。
早産ゆえおっぱいをしっかり吸うだけの力がなく、自分で飲めないことも多くあります。
我が家の双子はおっぱいだけでなく哺乳瓶でも飲めない赤ちゃんでした。
そうすると授乳だけでもとても長く時間がかかります。
満足に眠れない毎日に、睡眠時間確保のため電動さく乳器を購入しました。
私の双子育児には電動の両胸同時さく乳できるさく乳器に大変助けられました。
退院後の双子の授乳のついてはこちら↓
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