個人病院であれば、産後の入院は個室しかないところが多いですよね。
しかし双子を出産できるのは、リスクに対応できるような大きな総合病院になることがほとんどです。
そうすると病室は個室だけではなく、大部屋の選択肢もでてきます。
もちろん入院状況から空いている部屋ということで選べないこともあると思います。
しかし、もし選べる状況であれば・・・
現場のスタッフの方から伺った話から、双子の場合は個室をお勧めします。
個室おすすめ理由1
周囲に対してママが気疲れする。
大部屋の方がすべて双子ママとは限りません。
母子同室からいよいよ夜間授乳も開始となりますが、一人が泣いて授乳して・・・という時にはよいのですが、2人同時に泣くんですね💦
しかし母は一人。
そうすると抱っこできない一人を泣かせっぱなしという状況に💦💦
他の方が寝ている深夜。
ほかのママにとって夜間授乳の合間の貴重な睡眠時間です。
どうしても周囲が気になってしまいますよね。
助産師さんの話では思わず赤ちゃんのベビーカートごと廊下に出てしまうママもいるとのことです。
個室おすすめ理由2
1人で使える手洗い場があることでお世話がしやすい。
入院中すべて母乳でということは難しく、ミルクを併用することも多くあります。
例えば哺乳瓶を2本冷ます時、時間差で次にあげる子のミルクを冷ましたりすることも可能です。
双子のお世話では、仕事や家事のように”効率よく”とはいきにくい状況も多くなります。
例えば、2人まとめてオムツ替え、その後に授乳といきたいところですが・・・
1人が寝ていれば、先に起きた子だけ
オムツ替え→手洗い→母乳やミルク準備、飲ませる→寝かせる
その後、もう一人に繰り返し同じお世話をすることに。
赤ちゃん1人の場合に比べて、
ミルク冷まし、オムツ替え等、単純に作業が2倍、その都度手洗い場の利用も2倍です。
手洗い用に準備した手拭きタオルがあっという間にベタベタになってしまったほどです。
個室おすすめ理由3
母子同室の場合、単純にせまいです。(本当に狭いんです!!)
双子の場合、当然ながら母+赤ちゃん2人ですね。
赤ちゃんを一人ずつベビーカートに寝かせることになります。
そのカート2台がママのベッド横に並びます。
スペースとしては赤ちゃん2人で付き添いベッド並みのスペースが必要です。
するともうスペースがないんですね。縦列に並べると、結構な長さになり足元までいきます。
ママの睡眠時間確保、疲労軽減を優先することも大切
入院中はシャワーの間は赤ちゃんを預かってもらえたりしますが、退院後はそうはいきません。
確かに個室と大部屋では入院費の問題もあると思います。
けれど退院後には自宅に戻ってからの本当の意味での双子育児が待っています。
入院中から「周囲に気疲れして」とならないよう、少しでもママの気が休まることが大切と思います。
これからの双子育児のため、体力、気力は温存できるに越したことはないですね。
もちろん人それぞれ考えた方があると思います。
「周囲に人がいた方がいいな。」「入院中にママ友作るぞ!」という方は大部屋でもよいのかもしれません。
双子の出産後のヘロヘロの時に、いきなりお部屋どうします?と聞かれても思うように頭は働いてくれない可能性も高いと思います。
産後のことを少しだけイメージしてお部屋の希望について考えておくことはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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