帝王切開なし、予定入院で誘発による経腟分娩で双子を出産しました。
最終外来検診から入院、出産までについてご紹介します。
(人によって、また病院によっても経過は異なると思います。あくまで私の体験談です。)
双子出産までの経緯
双子出産時には5歳と2歳の長男長女(ともに経腟分娩)がおり、今回は私にとって3回目の出産です。
病院によって違うようですが、私の出産した病院では母体への負担を考えて双子は36週で出産と決まっていました。
張り止めを飲んだり、絶対安静の指示等もなく、入院前日まで自宅で家族と過ごすことができました。(経過が順調な場合は管理入院のない病院でした。)
<35週4日>外来での出産前最後の妊婦検診(予定入院3日前)
二人とも順調に育っており、ともに頭位が下。そして子宮口の開き4cm!
赤ちゃんもタイミングを合わせてくれているかのようでした😊
当初の予定通り36週0日での入院、出産が最終決定!
【出産経過、見込み日数について】
誘発による分娩。今回は点滴のみとなるでしょうとのことでした。
点滴のみというのは、すでに子宮口の開きが4cmになっていたため子宮口を開くための処置がなしになるとの意味でした。
【誘発をかけてからの出産目安日数について】
ドクターからは
「これまでの経験だと、経産婦さんは誘発(点滴)から2,3日で産まれるかな。」
という予想でした。
初産婦さんだともう少しかかるようです。
ただし、これも人それぞれなのであくまで目安だそうです。
<36週0日>予定入院当日(1日目):誘発点滴開始
入院手続きを済ませて入院。
病棟に向かって通されたのは分娩室でした!
すぐに病院着に着替え内診や機械でお腹の赤ちゃんの様子を確認してから誘発点滴スタートです。
赤ちゃんの様子を見ながらになるので、赤ちゃんそれぞれにモニター(?)装着です。
展開のはやさに驚きましたΣ(・□・;)
これは私がすでに最終外来で子宮口が開いていたからかもしれませんが・・・。
スタッフの方からも、子宮口が既に開いているからもしかしたら誘発ですぐ産まれて今日の出産になることもあると告げられました。
お昼までまって産まれる気配がなければ陣痛室に移りますとのことで、分娩室で昼食を食べました!!
(点滴に赤ちゃん2人分のモニターの線にとつながれまくりで身動きとれず。お腹が真ん丸なので動くとモニターがすぐずれちゃうんですね笑)
陣痛室に移ってからは楽な姿勢でとのことだったのでベットに座って過ごしました。
徐々に陣痛の波は感じるようになってきましたが、痛みのない時には余裕もあったので持参した本を読んで過ごしていました。
本の持ち込み?と思われるかもしれませんがコロナ禍で付き添いなしの入院だったので読めたらいいなくらいのつもりで積読になっていた本を持ってきたんですね。
窓もない小さな個室に一人っきりだったので、本はあって本当に良かったと思っています。
本好きもあり落ち着きました。
コロナ禍でなければ、付き添いの夫に陣痛の波の時には腰をさすってもらったりできたのかなと思います。
孤独に痛みに耐えるには気を紛らわすものがあって正解でした。結果、2冊読破しました(^_^)v
強めの陣痛になってはきたのですが、出産につながるような陣痛にはならず夕方にはいったん誘発の点滴が終了となりました。
点滴を終了したら陣痛の波がなくなり、拍子抜けしました。
<36週1日>予定入院2日目:誘発点滴再開~破膜
前日夜にはシャワーを浴びれず、起きてすぐのシャワータイムでした。
朝食、バイタル確認、赤ちゃんの様子確認後、2日目の点滴スタートです。
昨日に比べ、早い段階から強い陣痛がくるようになり、痛み逃しが楽になるよう身体の支えになるような大きなクッションをもってきていただけました。
また本日は陣痛をすすめるためにと、小さな個室で点滴、赤ちゃん2人分のモニターをお腹につけての踏み台昇降運動です( ゚Д゚)
過去2回の出産でもクリニックの中で廊下や階段を歩いたりしましたが、今回はのんびりした感じだなと思っていたのですがそういうわけにはいきませんね笑
けれども動くとモニターがすぐにお腹からスルッと滑ってずれてしまうんですね。
ずれる度に付け直しになってしまいます。
なので実際にはそんなにたくさんはすることができませんでした。
徐々に陣痛も強くなってきて、素人ながら過去2回の出産の感じから「おぉいい感じになってきたなぁ」とこらえるのがしんどい感じの痛みになってきました。
ここまでくるともう本は読めませんね。
次第に有効な陣痛が増えてきたとのことでドクター診察のち、お昼前くらいに破膜することに。
過去出産では2回とも破膜するとすぐに出産になるパターンだったので、私はお昼食べてからが良かったなと思っていました。(書いてて思いましが、いざ出産!って時になんか3回目って感じですよね。)
スタッフの方もそんなこととは思わず、午後あたりに出産かなと思ってドクター等も病室を後にするわけですが・・・
<36週1日>双子出産:破膜から約1時間で双子誕生!!
私の予想は的中し、すぐに分娩室に移動し、先ほどのドクターにも戻ってきていただくこととなったわけです。
破膜後1時間で兄誕生、10分後に弟出産のかなりの安産でした。
1人目と2人目出産の間は人それぞれです。
(場合によっては日付をまたぐ人もいるそうですΣ(・□・;))
1人目が産まれるといったん陣痛が落ち着くというんでしょうか。
私の場合は割と少し間をおいたくらいでまた次の陣痛がきましたが、それほど激しいものではありませんでした。
あまりに弱いと微弱陣痛と言ってここからが大変が場合もあるようです。
「陣痛きてるのわかります?いきみすぎると勢いよく赤ちゃんが飛び出して危険だから、次の陣痛で軽めにいきみましょう。」と言われ、本当に控えめにいきんで、あっという間に2人目誕生です。
双子2人出産での合計いきみ回数は5回未満でしたので、汗一つかかない出産でした。
3回目の出産でのいきみ慣れ?もあるのかな?
双子の経腟分娩ではスタッフの数は単胎出産の約2倍とのことで、もちろんドクターも2人です。
足元に一人、お腹あたりにもう一人での2人態勢です。
赤ちゃん2人の様子をモニターで見ながらなので当然かもしれませんね。
個人病院より広い分娩室でしたが、人、人、人で何人いたか把握できないほどでした。
分娩台の枕元の左右に双子たちを寝かせてくれ、記念撮影!
天使が2人😊、本当に幸せな時間でした。「両手に花」じゃなく、「両手に天使」ですね。
あと処置を受け、分娩台での安静2時間。そしてその中での昼食もいただきました笑
分娩室で2回目の食事です(#^.^#)
約2500g、2600gで産まれた双子は入院の必要もなく、分娩後の安静のち母子同室で入院生活がスタートしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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